心理学についてでも触れましたが、心理学は扱う領域の裾野が広く、また奥が深い学問です。正式な名称として扱っているかは別として、分野を挙げればキリがないほどたくさんあります。人間の行動を扱うのですから、当たり前と言えば当たり前かもしれません。
しかし、一応教科書的に分類すると、大まかに分けると二つに分かれます。実験(基礎)心理学と臨床心理学です。更に、現代主流になっている分野で分けると、実験心理学は知覚心理学・認知心理学・学習心理学・社会心理学に、臨床心理学はパーソナリティ心理学・発達心理学・臨床心理学に分かれます。
上記のように分ける分類の仕方は、あくまであおくまの私見です。専門家から見れば反論もあるかと思い、補足させて頂きました。ただ、学習する側から見ると、上記のように分類した方が理解はしやすいかと思います。
ここでは『心理学(2004)』を基に、計24分野に分け、ごくごく簡単に内容を紹介したいと思います。
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