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お金を借りることについて
目次

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  1. クレジットカードのキャッシング
  2. 消費者金融でのカードローン
  3. 社会福祉協議会 緊急小口資金貸付
  4. 社会福祉協議会 総合支援資金
お金がなくてどうしようもない時

 うつ病にかかった人が直面する問題は、何と言ってもお金です。がん保険はあっても、うつ保険はありません

 休職制度のある大手企業や公務員の場合、しばらくは何とかなりますが、うつ病は短期間で治るものではないので、どんどん預貯金がなくなります。私の場合は、病院に行った時には既に重症で、預貯金がほとんどなかったので、傷病手当が基本給の8割になった時点で、お金を借りることを覚えてしまいました

 具体的には、まずクレジットカードのキャッシング枠の利用から始まり、奨学金の利用を挟んで、カードローンにも手を出しました。そして最近、市の相談機関を通じて、他にも緊急的な貸付制度や、給付制度があることを知りました

 先に言っておきたいのですが、なかなか復職や転職ができない、病状が重くて働けないなど、短期間ではどうしようもない場合は、迷わず生活保護を検討してください。慌てて借金して、返せないほど膨らんでしまっては元も子もありません

 しかし、短期間(3か月程度)で復職や転職などが可能、つまり、近い将来にそれなりの収入が見込める(あるいは支出を大幅に減らせる)場合は、お金を借りることも手段の一つです。借金しないことに越したことはありませんが、綺麗事ばかり言っていられないのも事実です

 ここでは、お金を借りることによって、緊急時を乗り越える方法を、私の経験を基に紹介します。

 

一人で何とかする方法
  1. クレジットカードのキャッシング

     クレジットカードはお持ちでしょうか。クレジットカードの契約をする時には、あまり気に留めることはありませんが、ショッピングとキャッシングの金額の利用可能値を設けているはずです

     自分で設定するものもあれば、カード会社側が設定するものもあった気がしますが、何しろ私も最後にクレジットカードを作ってから5年以上が経っているため、よくわかりません

     自分がどのような設定にしているのかは、クレジットカードが手元に届いた際に一緒に入っていたカード内容を示すもの(カードが貼り付けてあった紙です)か、カード会社のホームページから確認することができます

     キャッシングの方法は至って簡単です。お近くのコンビニエンスストアに設置してあるATM(セブン銀行ATMが一番わかりやすいです)にクレジットカードを入れると、キャッシング(一括払い)するボタンとローン(リボルビング払い)をするボタンが出てきますので、どちらかを選びます。そして、最後に金額を入力します。

     要は、銀行のキャッシュカードと変わらない感覚で使うことができます。手軽に誰にも知られることなくお金を借りることができる反面、借金をしているという感覚と、いくら借りているのかがあやふやになりやすいという怖さもあります

     支払方法は、ショッピングの時と同様、支払日に指定の銀行口座からショッピング分と合算して引き落とされます。明細書がメール、あるいは手紙で届きますので、必ず確認してください

     

キャッシング利用可能額 リボルビング払い額
キャッシング年利  この写真の例では、キャッシングの利用可能額は50,000円、リボルビング払い額(月々の支払額)は10,000円、年利は14.500%です。
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クレジットカード
   
  1. 消費者金融でのカードローン

     アコム、アイフル、モビット、レイク。どこかで聞いたことはないでしょうか。よくCMで流れていると思います。あれが消費者金融会社のCMです

     それぞれの会社が、どのような特色があって…というのは、他のサイト様にお任せするとして、私が以前借りたことがある(返済中)「アコム」さんでのカードローンの仕方を紹介します。まだ借りたことのない方が、少しでも安心できれば幸いです

     まず、アコムのホームページを開き、インターネット上で申し込みをします。その際、年収や勤務先の住所、他からどれくらい借りているかを入力しますので、それが分かるものを手元に用意してください。入力自体は15分程度で終了し、審査を待ちます。他社さんはわかりませんが、アコムでは融資可能かどうかを電話で教えてくれます

     電話で融資が可能となると、無人店舗に行くように伝えられます。入力した自宅住所から最寄りの所を教えてもらえると思います。無人店舗に行く際の持ち物は、身分証明書、保険証、携帯電話くらいです。収入証明書はいくら借りるかにもよります。初めてアコムで借りる場合、50万円までなら必要ありません。他社にも借り入れがある場合、その合計が100万円を超えなければ必要ありません

     最初はどのようなところなのかわからず緊張しますが、ATMの隣に設置されている個室に入ります。個室に入ると、外からは開かないようになっていますので、安心して手続きができます

     個室にはタッチパネル式の機械と、椅子があります。簡単な機械操作と、マイクを通じて担当者と話をします。担当者が話す内容はほとんどは操作の説明ですが、一番ドキッとしたのは「どうしてお金が必要なのか」を聞かれたことです。あくまで緊急だということを伝えれば大丈夫です

     45分程度、画面に沿って、あるいは担当者の指示に従うと(身分証明書を指定された場所に置くなどの指示があります)、最後にカードがその場で発行されて、隣に設置されているATMで上限額までの金額をすぐに借りることができます

     私の場合、祝日の20時くらいにインターネットで申し込み、約30分後に電話が来て、約30分後に無人店舗に行き、約45分で手続終了、限度額一杯を借りました。その日のうちに借りれます

     これは私見ですが、CMで見たことのある消費者金融以外のところから借りるのはやめた方がいいです。また、借りる金額も30万円程度にした方がいいです。20万円借りると、毎月の返済が大体10,000円で、利息が2,500円程度だと思ってください。借りすぎると返せなくなります。しかし、それ以前に、返せないような金額は審査で通りません

     

アコムのカード  欲しいと思ったその日のうちに作れるアコムのカードです。
社会福祉協議会による貸付
  1. 知ることになったきっかけ

     私が市の「心配ごと相談」で、「就職活動をしているが結果待ちで、手持ちのお金がないんです」と意を決して話をしてみたところ、社会福祉法人である社会福祉協議会に貸付制度があるということを紹介されました

     パンフレットに沿ってまとめてみました。貸付対象に当たる方は、是非お住まいの市区町村の社会福祉協議会に相談してみてください。ただし、借りたまま姿を消す人が実際にいるらしく、審査はかなり厳しいそうです。返ってくる見込みのないお金は貸さないとのことです

     なお、障害者年金を受給している場合、緊急小口資金は対象となりますが、総合支援資金は対象とならないそうなので、お気を付けください。また、申請から貸付まで1週間はかかるそうです

     

  1. 緊急小口資金貸付

     所得の少ない世帯に対して、緊急かつ一時的に生計の維持が困難になった場合に貸し付けるものです。あくまでも緊急・一時的な不足に対応する資金で、慢性的に生活費が不足している場合や、貸付を行っても生活再建が困難と見込まれる場合は貸付の対象となりません。

     

    貸付対象

     市町村民税非課税程度の低所得世帯であること(生活保護世帯は対象外)

     現在の市町村に概ね6か月以上居住していること(単身世帯は1年以上)

     申込者及び申込者の属する世帯の者が暴力団員ではないこと

     

    貸付内容

     貸付限度額:100,000円以内    利子:無利子

     据置期間:2か月以内    返済期間:12か月以内

     連帯保証人:不要

     

    返済について

     原則として預金口座から自動的に返還金額を引き落とす口座振替(別途手数料100円)による月賦返済。

     期限までに支払えない場合、残っている元金に対して年率10.75%の延滞利子が発生する。

     

    申し込みに必要な書類

     生活福祉資金(緊急小口資金)借入申込書

     生活福祉資金(緊急小口資金)借用書

     印鑑登録証明書(市町村発行の3か月以内のもの)

     住民票の写し(市町村発行の3か月以内のもの、世帯全員分)

     健康保険証の写し    口座振替依頼書

     本人の確認できる書類

     貸付要件に該当することを証明する書類

     

  1. 総合支援資金

     失業や収入の減少等により日常生活全般に困難を抱えており、生活に立て直しのために継続的な相談支援(就労支援、家計指導等)と生活費及び一時的な資金を必要とし、貸付けを行うことにより自立が見込まれる世帯であって、次のいずれの要件にも該当する世帯に対して貸付を行う制度です。

     

    貸付対象者の要件

     低所得世帯であって、収入の減少や離職等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっていること。

     生活困窮者自立支援法に基づく自立相談支援事業等による支援を受けるとともに、社会福祉協議会や、ハローワーク等の関係機関から貸付後の継続的な支援(就労支援、家計指導等)を受けることに同意していること。

     離職等の日が申請時から2年以内であること。

     申請時の年齢は65歳未満であること。

     資金の貸付を受けようとする者の本人確認が可能であること。

     現に住居を有していることまたは住居確保給付金の申請を行い、住居の確保が確実に見込まれること。

     社会福祉協議会が貸付け、関係機関とともに支援を行うことにより、自立した生活が営めることが見込まれ、かつ貸付金の償還を見込めること。

     失業給付、職業訓練受講給付金、生活保護、年金等の他の公的給付または公的な貸付を受けることができず、生活費を賄うことができないこと。

     本人および世帯員が暴力団員でないこと。

     

    資金の種類

     生活支援金
    【資金使途】 生活再建までの間に必要な生活費用
    【貸付限度額】 単身世帯:月15万円以内、複数世帯:月20万円以内
    【貸付期間】 12か月以内(ただし最初は最長3か月以内までとし、必要に応じて延長)

     住宅入居費
    【資金使途】 敷金、礼金等住宅の賃貸契約を結ぶために必要な費用
    【貸付限度額】 40万円以内

     一時生活再建費
    【資金使途】 生活を再建するために一時的に必要かつ日常生活費で賄うことが困難である費用
    【貸付限度額】 60万円以内

     

    貸付条件

     連帯保証人:原則1名(ただし、連帯保証人を立てられない場合でも貸付可能)

     貸付利子 :無利子(連帯保証人が立てられない場合は年1.5%)

     据置期間 :最終貸付日から6か月以内(据置中は無利子)

     償還期間 :据置経過後10年以内(ただし、最終償還期限到達時の年齢は原則として65歳まで)

     

    申し込みに必要な書類

     借入申込書    留意事項に関する同意書

     健康保険証および住民票の写し(住民票は世帯全員分、発行後3か月以内のもの)

     運転免許証等顔写真付き証明書    申込者や世帯の状況が明らかになる書類

     自立計画書(2種類、負債がある場合は「自立計画 債務一覧表」も必要)

     求職申込み・雇用施策利用状況確認票(住居確保給付金・総合支援資金)(ハローワーク発行)

     収入支出計画書(生活支援費)

     入居予定住宅に関する状況通知書の写し(住宅入居費)

     住居確保給付金支給申請書の写し    住居確保給付金支給対象者証明書写のし

     固定資産税納入通知書の写し(持家の場合)

     連帯保証人の資力が明らかになる書類(連帯保証人が要る場合)